花園神社から歌舞伎町へ ー 新宿区
オススメしたい東京23区のスポットを、独自の視線で紹介していきます!
今回も前回に引き続き新宿区です。
新宿区はオススメしたいスポットが多いですよ!
その中でも知名度の高いのが、花園神社でないでしょうか。
歴史は江戸時代に遡ります。
江戸幕府開府から95年後の1698年に、この地に宿場町である「内藤新宿」ができたのですが、その時にはすでに花園神社はこの地にありました。
宿場町として新宿が栄えるとともに多くの人々の信仰を集めていました。
靖国通り沿いの鳥居を入るとすぐにあるのが、金網で守られた狛犬さんです。
頭に宝珠を載せた珍しい姿なのですが、体も綺麗な巻き毛で美しい上に筋肉質。
1821年(文政四年)に制作されたブロンズ製の狛犬ですが、新宿指定有形文化財に指定されたことから金網に入ることとなってしまいました。
決してカラスの糞除けではありません。
訪れたこの日は、骨董市が行われており、のんびりと各露店を除くお客様でにぎわっていました。
本殿は大きくて立派です。
新宿駅よりもそれほど遠くないので、初詣のときには身動きが取れないほど人でいっぱいになります。よくテレビでも放送されたりしますよね。
また、明治時代より始まった 11月の酉の市にも大変な賑わいを見せます。
神社の境内の裏からでると、そのすぐ前には新宿ゴールデン街があります。
戦後の復興とともにこの街の顔となり、また文化人にも愛された飲み屋街でもあります。
桜はすでに散ってしまっていましたが、この日はさくらまつりが行われていました。
其々のお店がフォトジェニックです。昭和レトロがここにくれば見ることができますよ。
飲み屋街の裏側には遊歩道があります。
観光客も近所のワンチャン連れの方ものんびり散歩を楽しんでいました。
お店の裏口が開いていて、中で楽しそうに歓談するお客さんとマスターの姿が見えました。
まだ、昼の3時前でしたけどね…
遊歩道の脇には花も咲いていて、都心にいるのを忘れてしまうほど、ゆっくりとした時間が流れています。
散歩道を抜けて、いよいよ新宿で有名な場所に向かいます。
あっ、この顔は! 山手線の電車の中からもこの顔をよく見かけます。
建物の前に回りましょう。
誰かが?! 食べ物の上に手をかけて顔を出している!
おお、顔全部が見えました!
迫力ありますね!
そうです。これは世界的に有名なゴジラさんでした。
平成に27年4月に歌舞伎町にオープンした新宿東宝ビル8階のテラスに、このゴジラヘッドが出現、現在新宿の新しいシンボルとなっています。
新宿区の特別住民票を交付されていて、立派な住民であり新宿観光特使であります。
ゴジラの映画には、新宿区が3回舞台として登場します。
でもまったく同じわけでなく、発展する新宿区のビルの高さに合わせ、だんだん身長は高くなっています。
歌舞伎町の入り口からみた風景。道の突き当りにゴジラの姿がくっきりいます。
もうしっかりと町になじんでいますね。
馴染み過ぎて「あっ、ゴジラだ!」と叫ぶ訳でもなく、みなさん普通に歩いています。不思議な光景です。
本当の謎の宇宙生命体が来たらどうする?
歌舞伎町の入り口にある有名なフルーツ屋さん。
この日も賑わっていました。
これから暑い季節が始まりますので、冷たいフルーツのデザートを片手に、新宿の街を楽しんでみるのはいかがでしょうか。